光っているあの星は 僕にはまだ届かなくて 今日も探し続けては また明日ねと話しかけた 光っているこの星は 描いた夢には届かなくて いつかの思い出で 溢れ返っていた 瞬く間に越されました、 ってそんな顔は見られたくない 君らしいな、って笑いました 頬をつねって過ごしました 君の歌を、君の夢を、 君の心を忘れないように 夜空へ手を合わせた 光って、光って そう願ったのは僕だった 想って、想って 消えかけたのは君だった 光って、光って そう信じたのはあの日の僕だ 「隠れないでよ」と祈りました 光っているあの星は 今はもうないと分かっていて なおも輝き続けるだなんて ロマンチックだねと話しかけた 光っているこの星で これから僕がいなくなっても わずかな思い出さえ残らないから なんて言ったら怒るのかな? まだ早いよって叱るのかな? 君の精一杯の力で 僕の頬をつねるのかな? 僕の歌で、君の夢を、 君の心を壊さないように 夜空へ手を伸ばしたんだ 祈って祈って 目を開けたのは僕だった ずっと願っていた姿は 思ったよりも元気そうで そんなところで待っていたの? って強気なフリをした僕に そんなところで何してるの? って強気な星が照らすから 僕は夜空と手を重ねた 光って、光って そう願ったのは君だった 想って、想って 消えかけたのは僕だった 光って、光って そう信じたのはあの日の僕だ 「隠れないでよ」と祈りました 光って、光って そう信じるのはこの日の2人だ 「今向かうよ」と歩きました 夜空へ願ったんだ