「明けない夜はない」という 高々掲げられた声 夜の闇に守られる 誰かを震え上がらせる ひやりと日差しが陰ったどこかに 人目を忍んでは泣く場所が欲しい meridian 光が空に満ちた日 それを望んではいなかった 誰かの絶望 忘れるな 忘れるな 光を称えた君よ 忘れるな 私のことを 雲ひとつも残さない 仰々しく染まった空 隠れ場所を見失い溶けた嘆き 今は見ない 迫る朝焼けに手を突き出して 何かを叫んだ君 何を止めようとしたんだ meridian 痛みは知られたくはない それを隠した ただひとつの場所も今はもう 光だけ 光だけが満ち足りて近づけない 希望だけじゃ生きてゆかれないよ meridian 光が空に満ちた日 それを望んではいなかった 誰かの絶望 消えるのか さよならだ 光に呑まれた君よ さよならだ 闇の私と