雨が止まない 雲間は見えない 誰か私の胸を撃ってくれないか 日陰に咲いてた青い花 踏み潰せば色が変わるのかい? 誰も見ちゃいないなら構わない やってみればいいさ わかるだろう 彼の触れた花びらは紅く 染まりきっていた どうしようもない 取り返しなどつかない 動くことすらままならない 何も出来ない ただ見ているしかない 己の無力さを呪うだけ ふと気づいたらここは 見知らない天井 誰かがそっと呟いた 「貴女方はここで 救済されるのです」 笑う少年の目に光は無い 誰もいない 誰もいない 私に赦しを与える者なんていない 誰もいない 誰もいない 私に慈悲を与える者なんていない 誰もいない 誰もいない 私を救ってくれる者なんていない 誰もいない 誰もいない 私を殺してくれる者なんていない 雨が止まない 雲間は見えない 誰か私を殺してはくれないか どうしようもない 取り返しなどつかない 時は決して戻りはしない 何も出来なかった私のすべきこと 贖罪のためにただ祈ろう あなたの為ならば命も惜しくはない 何も無いこんな私に 生き続けていく意味を教えてくれた ならば盾となり矛になろう 祈りを 祈りを 祈りを 赦しを 赦しを 赦しを 絶望も 後悔も 全て吐き出して あなたの元へ