遠くて未だ見えなくても手を 伸ばして 世の常ならぬこの景色も見世物だろ 揉まれてただ回る世界で前を向いて 永久に続く一瞬を生きていく そばに"異状" なんて音葉しか漂ってなくても 空に"希望"なんて言葉も きっと浮かんでるから 君は残酷にも 灯りを奪うけど 僕は足掻いてさ 明日を繋いでくよ 昨日までの世界が当たり 前じゃなくなって 普通ってなんだっけ? 思い出せないな あっという間に過ぎ去ってしまって もう取り戻せるかも 分からないけれど どこか愁いを 含んだその君の眼差しは 遥か彼方を静かにただ眺めていた 君は残酷にも 灯りを奪うけど 僕は足掻いてさ 明日を繋いでくよ 遣る瀬無い気持ちと 「いつか…」って気持ちが 僕の胸の奥で渦いて光ってる 奪われた日常 奪われた挑戦 奪われた約束 奪われた灯火 永遠にも感じる この非日常さえも 僕は僕の力で 生き抜いてみせるさ 遠くて未だ見えなくても手を 伸ばして 永久に続く一瞬を生きていく