きのうのこと きょうのこと いつもどおり たいくつね あしたも きっとかわらない こどものままで あめあがり もやがかり にじにあいさつすませて ころがるこいし みつけて けとばしてみたり それでも わかるもの すぎさった かこのはなし これから かわるかな かわらないかな いつもおなじ つうがくろにさく あのはなのように いつかかれて なくなるのかな “わからないのはこどもだから?” おとなになることだって こわいことなの きょうしつの まどから のぞく かえる “どうしたの こんなとこ つまらないだけだよ” ちょっとだけ ちょっとだけ わかったきがした かんがえるいみとか ないのに きょうだって いつだって くもったよぞらに どうしてか このまま みを ゆだねたくなる そうやって かんがえて たどりつくのは ちょっとだけ ちょっとだけの さみしさ ひとり おもいだすのよ おとなのはなし うそばかりで きたないそれが おとなのあかし どうして ゆめをみさせて かなわないことなら それなら こどものままで それでいいから そうして ねむりにつくの いつもどおりの おやすみ ただ ただ くりかえすだけ “わたしはこども”