無くしたことさえわからないままで 君の声を辿る どれだけ願っても繰り返さず 誰かを好きになるとか、 恋をするとかわからなかった 私のことを何も知らない人が 私に好きと伝えるんだ 変わらない日々が今日も始まるはず 目が合うと笑う君がいる 何かの 始まりを告げるように 私に語りかけるように 心惹かれてくような 意味ある恋がそこにあるそんな 予感が ただの遊びじゃないと思えるような 知らないままで終わりたくない 誰かのために差し出せる 気持ちがあること どれだけの月日が流れても 1人じゃ知れなかった気持ちを 形あるもので見せてくれたよね だから信じれた これが夢じゃなければいいのに たった1つの喜びでも 分け合えるからさ 雨の日でも君が隣にいるから 嬉しい日に変わったんだよ 特別な日々が今日も始まるはず 蜃気楼のような幻にも見えた ふと目が覚め時計を見つめると 無くした事さえわからずに 君との思い出辿る 全てが変わったと思った日から 少ししか 時を進めていない時計 まるで2重露出の写真を 見ているようなんだ 大好きと素直に言えたからさ ほんの少しだけの確かな幸せを 透明な感情巡る 現実の欠片が零れ落ちていく 眠りに戻ればいい 虚無感が淡く包む私を 忘れてくないからさ 今日はこのままでいよう