このセカイで君を愛したその奇跡が 続くなら そっと見上げた二枚の空に境界線は 要らない 繋いでた右手に滴る黒い雨を見てた 移り行く季節と会えない日々を 恨んで笑った 零れ出す光のその先へ「自由」 はあるのか 遠いセカイの君を愛した その奇跡を守れたら 満ちては欠ける二つの月に表も裏も 要らない 散らばった記憶が 狂った時計のように巡る 迷彩を引き裂いて警報にバグる 衝動を委ねた 君の声かき消されて浮かぶ翼を 求めた この想いが届かなくてもその笑顔が 永遠なら 君の隣が僕じゃなくていい 絶望の壁を越えて 重なる影に思い出が映らぬようにと 願った 壊れかけた誓いのようにモノクロを 彩るから 溢れ出した涙の意味を君は知らない 墜ちてく空 旋律に乗ってどうかまた 逢えるように 祈るたびに君を感じた 過去と未来は見えない 見えない…
