そっと差し伸べてた 両の手にただ戸惑う君 空を殺した僕 祈ることは許されないまま 悲しい詩綴るのは容易く まだ遠い君を望んだ 振り向いて歩んだ道を拒まないなら また廻り逢える 揺らめくセカイで奏でたあの日々が 描いた未来と居場所を壊してた また塞いで行く心を裂いてく音に 色濃く舞う蒼炎の花 二人見下ろす空 「綺麗だね」って笑いながら 繋ぐ指と指は 神様さえ怖くはなくて 躓いた雲 過ぎて行けば不安で ただ強く君を守った 消えそうに 「弱さだよね」って溢した僕 涙を擦た この手が君を求めたあの日から 時代は影をさんざめく理由になる また奪い返す衝動めいた制空権に ただ願うは創世の空 見上げたまま小さく微笑んで 無邪気な手 星を呪った 滲んで行く暦に残す二人の理由 また見つけ出せる このままセカイが遠のいて 行くように 誓えない未来に君さえいればいい ほら積んで行く想像さえも 無慈悲なままで 静かに浮かぶ深淵には 二人の声 願いを込めた思いが救う影に 墜ちてく事は造作も無い まだ繋いだままの指で十字に擦る 寄り添う傷 染めてく空
