積み上げた記憶 紡いでく空は切なくて 泣きそうな明日を標してまた一つ 重ねてく残像 ゼロ距離と加速する鼓動 深く項垂れて 繰り返す 長い夢のようにずっとずっと求めた 衝動さえも愛しくて瞬いては揺れる そっと触れて壊した寂寞をまだ 映すように 見上げたセカイへ踏み出す僕らは 俯いて祈った 移り行く影にその手を翳して小さな 光探した 残されたカケラ集めて微笑む 眼差しと よく知ったその声で口ずさんだ 僕の知らない唄 鳴り響く音に誓いを委ねて 懐かしそうに笑った 遠ざかる影は幼気な指に眩く輝いて 見下ろすセカイは駆け 巡るように優しく奏でた
