土に植えた愛は今どこに? 枯れたかもわからないよ もう僕のじゃないもん その愛がどうか優しいあなたに しがみついて 離れることがないように もとは母が植えた僕の中に 人は温かさだけで 生きていけるんだと ふと気づくとそこに母はいない また気づくと僕の心にいない 詩にするから 忘れないで 留めておこう 詩にするから 「死を書け」って、詞を並べて あなたの季節だ 空を見て 僕が泣くと 「またこの季節だ。」 あなたの言葉が無いんだ 痩せた愛が潤うことは無い 育ちゆく愛を求めても 僕のじゃないもん その愛がどうか優しいあなたと あなたが愛した人を潤すように あなたが誰かと共にいられるように あなたの季節だ 花を見て また僕が泣くと あなたの言葉が 優しい言葉が無いんだ 雨が降るのは一時 枯れきったこの心に 何が思いつくだろう 優しい言葉の存在など知っている 思いつかないから僕なのだ あなたの季節だ 優しい言葉が 足りない 欲しかっただけ あなたの季節だ 花を見て また僕が泣くと 「またこの季節だ。」 あなたの言葉が欲しい ただ… あなたの季節だ あなたはいないが 優しい言葉が あなたの言葉が無い。