窓の外 舞い落ちる葉に 季節の終わりを感じてた カップに映る 君の横顔 言えなかったこと あたためたまま ゆっくり冷めてゆく珈琲に ふたりの時間が溶けてく 君といたカフェの 窓辺の記憶 揺れる木漏れ日に 包まれてた 言葉にならない ぬくもりだけが 今も心を そっと抱いていた マフラーの中 まだ残る香り 君が笑った あの午後の日差し 時が流れても 消えないまま 心の奥に 灯りがある 君といたカフェの 窓辺の記憶 寒さの中でも 忘れないで ひとりで過ごす この秋の午後 君にもう一度 会えたなら… 時計の針が進むほど 思い出が 色づいてゆく 君といたカフェの 記憶の中で 今日も私は 君を想ってる 言葉じゃ足りない この切なさを 秋の風に乗せて 届けたい 静かな午後 君を想ってた またいつか あのカフェで…
