「愛をちょうだいな」 凍えた胸にそっと どんな暗い夜も 君といりゃ大丈夫 僕ら擦り減った 靴を脱ぎ捨て行くんだ あとはただ 夜明けを待てばいいさ 汚れた手は僕も同じ 心は売れないけど 感動なんかしなくたって 後からついて来んだ 最終的な風景は 僕らが色を塗るんだよ 「愛をちょうだいな」 甘くて苦い奴を ぐっと飲み干して やさしくなりたかった 感動なんかしなくたって 涙はこぼれるんだ 存在したいな いつだって 記憶の中にずっと 無防備なままでいい 君を見つめていたい 僕ら忘れてしまうよ それでも歩く 土を踏みしめ 心は売れないよね 感動なんかしなくたって 涙はこぼれるんだ 最終的な風景の 扉を足でノックする