Track by東京木曜楽団
きっと世界はもう 終わりに近づいて 窓辺には赤い陽が差し込む 不誠実な心臓を 鳴らしてここまできたね さぁ 教えて冷めない理想を 肺に残る違和感に気付き始めた僕ら 意味のない孤独を迎えた 君が完全な消失を語る頃には 夜明けの残滓は輝やいて 息継ぎもままならない ふたりの間には さよならの代わりに 残された手紙だけ 終わりが来ると告げられたこと なんだか別に悲しくもなかった 君はいい加減 飽きたね 飽きたね 飽きたね って笑いながら 無為無聊の結末を描いたそこには 冬も越えられないふたり