曇天の空から ひとすじの光が 降り注いだ 僕らの上に 無意味な人生の終わりは何処 上手くいかない事ばかりだよな 真面目に生きることの方が 馬鹿馬鹿しく思えるくらいに 無知な僕らは 何度やり直しても 同じ間違いを繰り 返してしまうだろう それでも僕らは 何度も挑むよ 降り出した雨の中 鐘の音が聴こえる 瘡蓋がそっと 剥がれ落ちた街の灯りとともに 夜の帳が 降りる頃には 僕らも変わってるかな 心に咲いた花に水をあげましょう 涙は明日を照らしてくれるから 慈悲深いあなたの言葉も届かない 深淵を覗いた罰が当たる 誰もかれも 信じれなくなって この命はリセットが許されぬ そんなこと頭で分かってる それでもすべて終わらせたい時が 無価値な僕らは 何度も踏みつけられて それでも強く 生きていかなきゃいけない そしていつしか綿毛を風に乗せて 遠くの空へと飛び立てたらって 思うよ 花びらは散った 心にはまだ穴が空いたままで 時だけが去って 季節変われど冬は明けそうもないな 涙の数だけ強くなれるって 信じていたけどまだ 泣いているよ 胸の中で 鐘の音がひとつ またひとつ もうひとつ 鳴り止まない 止むことが出来ない 音楽は 鳴り続ける 瘡蓋がそっと 剝がれ落ちた街の灯りとともに 白んだ空を 見上げて僕はひとり涙こらえた 心に咲いた花に名前をつけよう もう決して枯らすことのないように