翳り始めた今日の終わり 足早に過ぎていく人の流れ 変わる間際の青い信号機 この先の未来の暗示みたい 考え出すといつも不安になるよ やめておけばいいのに 何かに急かされるように 目まぐるしく時だけが過ぎてゆく 大切な物が何なのかさえも わからなくなりそうなんだ 行き交う車の音で溢れて 僕等の会話は掻き消されてく こんなにも側に居るはずなのに どうして遠くに感じるのかな もっと上手にもっと上手にね 生きていけたらいいのに ありふれた幸せにさえ 僕は今だって気付けないでいるよ 躊躇わずその手を握ればいいのに 簡単な事なのにな 夜が落ちるこの街角に 小さな灯りをくべるように 大丈夫だよって君が笑うから 何となくそう思えて 何となくそれだけで 生きる理由になる 気がした なんて考えすぎかな