なんでもない朝の陽だまり なんでもない午後の柔らかな空気 なんでもない夜の静けさも なんでもないが日々に溶けていく 騒ぎ立てる程の幸せはないけど 数え出したらキリがないな 足りない物探す悪い癖 近過ぎて気付けないくらい 幸せなんて他愛もない物 あのねそれはねいつも君が 教えてくれてたんだ なんでもない君の笑顔に なんでもない僕の心はほどけて なんでもない事で笑い合う なんでもないがいつも側にある あいも変わらず退屈な日々だけれど 何気なく流れてく日々に 幸せはほら紛れ混んでいて 「めんどくさい」と笑いながら ゴミ箱の中探してみよう あのねそれはねいつも君が 見つけてくれてたんだ 忘れたいほど 泣き濡れた夜の 思い出もいつか綺麗になってゆく 大切なものをなくして なんでもない事が幸せと気付く なんでもない事が日々を 彩って埋め尽くしてくれていた 数え出したらキリがないな 忘れたくない瞬間ばかりだ 振り返らなきゃ消えるくらい 幸せなんて他愛もない物 あのねそれはねいつも君が 教えてくれてたんだ 見つけてくれてたんだ