眠りこけたあなたの 背にはりついたまま もうずっと寝息を数えてる 淡い夜の魔法が 解ければすぐ終わるの もうずっと夜ならば良いのに しがみついて 絡みついて 想いばかり膨らんで また しがみついて 絡みついて 剥がれたりしないように しがみついて 絡みついて 弾けて消えないでね どうか 側にいさせて もうどうなったっていいからさ あなたの言いなりになって 乱れて 汚れて ぐちゃぐちゃにして ねぇ「愛されたい」なんて 口には出さないから お願い 側にいさせて 丸めて捨てたりしないで 甘い香りだねって 撫でられた唇は もうずっと甘ければいいのに 淡い夜の魔法が ほら 解ければすぐ消えるの もうずっと明けなければいいのに 縋り付いて 絡みついて 想いばかり膨らんで また 縋り付いて 絡みついて 弾けて消えないでね もうどうされたっていいからさ あなたの言いなりになって 乱れて 汚れて 無茶苦茶にして ねぇ「明日も会いたい」なんて 口に出さないから お願い 側にいさせて どこかに捨てたりしないで 誰にも気づかれないうちに 固くなって 味も消えて 丸まった 私の気持ち 掬って食べて もうどうなったっていいからさ あなたの言いなりになって 乱れて 汚れて くちゃくちゃにして ねぇ「愛されたい」なんて 口には出さないから お願い 側にいさせて 丸めて捨てたりしないで いつまでも離さないから