それでも、まだ探してたんだ 涙は見せたくなかったんだ いつもパーティーの後気付くんだ 君だけがいないことに 街は苛立ちの中 ゴミのように沈んでいく その渦を見ていたら 迷子になった 熱狂的な歓声に 享楽的な幻想に 飲み込まれて 叫んで喚いて走っていた 離れてゆく背中追いかけて いつも伝えるのが少しだけ遅いんだ 置いてかないで。 迎えに迎えに迎えに来て 僕をもう一度だけ 気が触れるようなざわめきの中で 夜明けを待っていた あまりにも暗すぎる夜は 救いを乞いそうになるけど その手にはもう乗らないよ ひとりで行けるから 夢は泥舟になって じわじわと沈んでいく 泣きながら笑うように 輝くんだ こんがらがった感情で バイバイさえも十分に 言えないまま この先がずっと続くんなら それはそれは素晴らしい日々で きっとそうするよ今度こそはさ 今度なんてないよな 隠された 痛みに気がついてほしかった ただ かりそめの夜 ガラガラと崩れた ああ誰もその先を知らない まだ行ける 思わぬ結末へ 叫んで喚いて走っていた 離れてゆく背中追いかけて いつも伝えるのが少しだけ遅いんだ 置いてかないで。 迎えに迎えに迎えに来て 決して忘れたりはしないよ 気が触れるようなざわめきの中で 夜明けを待っている