甘いキスをして 月夜の並木を歩いた またね 電話して 恋人みたいに手をふる 彼女は知らないでしょう 彼がこんなふうに わたしにほほ笑むこと そんな恋があること それは本当 突然に舞い降りた まるで雪のキスね 溶けないで それは本当 悪戯にはじまった だから恋は たまに不実 チャイナタウン くぐり抜け 埠頭に出るまで走れば 風に消えてゆこう ふたりの時間はまぼろし 誰も傷つけたくない 誰も束縛しない 誰にもゆだねたくない ただ 好きよ それだけよ それは本当 あしたより未来より とても熱いキスね とまらない それは本当 不器用な恋じゃない それがいいの ふたり不実