夕立が窓を 流れてゆく 足止めされてる 気まずさ 海沿いの道を 見下ろす店 あなたの視線を 避けた いつもは 短く感じる午後 何故 心ときめかないの 恋のそぶり 裏返せば サヨナラの香り あなただけを 見つめていた わたしはもう いない 目を閉じても 出逢った頃 思い浮かばない 空気みたい それは愛の 表現じゃない ひとつめの嘘が うまくつけた あの日から 何か変わった 車をここまで もって来ると あなたは走って行った ごめんね 待つのが癖になった日々 問違いと 気づいたの 恋のそぶり 言い換えれば サヨナラの香り しあわせだと思っていた 束縛なら 解けた 高い波が 砕けてゆく そんなすなおさで すべてを今 言えるくらい ダメになりたい 好きだったの ほほ笑んだの 幻だったの 忘れられて 消え去りたい 夢のように