野暮ったいジーパンとレモンツリー 陽のあたる頬 ホワット・ユー・セイ? 彼が愛したサマーブリーズ その束ねた髪のように 曲がってしまったレコード 針は揺られ疲れて 障子窓べで白く飛ぶ 夜明けの破片が花束に火をくべて 明るくて見えない言葉を 夏のツリーに飾ってた 大人になったら 何になろうかなんてサ 死んだ友達はいま 何処にいるのかしら 曲がってしまったレコード 針は揺られ疲れて 遠く思い馳せて白く飛ぶ 夜明けの破片が花束に火をくべて 錆びたギター爪弾く痛みが 夏のツリーを映す 文字言葉纏うように リズムに置き去りなように アルコール浮かぶ夜たちを 気まぐれに歌い明かそうぜ 悲しいフリをして光灯す夏のツリー