青い風はしんと澄んで動かない 捲るシャツの袖を正して 暑い季節が来る頃に音を携えて あー あなた空をとんだ ひゅーひゅーと風が吹いた あなたのことあまり知らない それなのに何故か寂しくて泣いた ひゅーひゅーと風が吹いて ひゅーひゅーと渚へと 渚の向こうは楽しく暮らせるだろう 夕焼けの空がこんなに美しいから 暑い季節が来る頃に音を携えて あー あなた空をとんでいくよ あなたのことあまり知らない それなのに何故か寂しくて泣いた ひゅーひゅーと風が吹いて ひゅーひゅーと渚へと 渚の向こうは笑って暮らせるだろう 夕焼けの空がこんなに美しいから 渚の向こうは笑って暮らせるだろう 夕焼けの空がはらいそのようだから あー あなた 空を 空をとんだ あー あなた 空を 空をとんだ 残る夏は夢を連れて ひゅーひゅーと風が吹いた