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退廃を撃ち落として

Track by少女病

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  • 2013.08.12
  • 5:27
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歌詞

『ローレライの亡霊。 人の形を亡くした今も尚、 魂に絡みつく焦燥感。 退廃の向こう 側に焦がれていたものは、 一体何だっただろう』 「おいで。昔話をしようか――」 暗の奥で燃え尽きていく 淡くありふれた日常 病は加速し 現実さえいつか侵していく 日毎夜毎 繰り返される 甘く歪む過ち 抱えた傷を舐め合えば、 もう抜け出せはしない 神に背いたとて 誰が二人を裁けるの? だってとうに常識など 何処にも無いのだから 禁忌の果てに 救済が在るのならば 瞳を開けたまま愛を誓い 共に堕ちよう 選択の瞬間にも 決して揺らいだりはしない たとえ往く先が地獄だとしても 「兄様、どこにも行かないで。 私を一人にしないで――」 「どこにも行ったりなんてしない。 ずっとキミの傍にいるよ」 『二人だけの僅かな時間、 交わされる甘い囁き。 まるでガラス細工のようなごっこ 遊び』 差異を咎め 否定されては 光失う娘 賽は投げられ 示した目を神は嘲笑う 不実 無実な母の言葉 痛み刻んだ心 見えない痣は擦り切れて、 もう治ることはない 神を憎んだとて 誰もワタシを裁けない だけど幻想を棄てられない それしか無いのだから 願いの果てに 救済は在りはしない 瞳を閉じたまま 愛に飢えて 何を喘ぐの 選択の瞬間には 行き場の無い感情など 隠し抱えてくことは赦されない “いつか壊れたとしても 兄様だけは憶えてる” “壊れゆくキャミィの魂 それすら美しいよ 永遠に” 禁忌の果てに 救済が在るのならば 瞳を開けたまま愛を誓い 共に堕ちよう 選択の瞬間にも 決して揺らいだりはしない たとえ往く先が地獄だとしても―― 『母親に虐待を受けながらも、 健気に微笑むキャミィ。 それが母親の嫉妬を 助長させていくことに 気付くこともなく。 キャミィにとっては兄の存在だけが 全てだった。 アクトも心から妹を愛していた。 徐々に、 けれど確実に壊れていく 存在の美しさを、 無意識に感じながら……』

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