Track byJose
窓叩く雨に目を覚ます 取り残された この狭い部屋で 行き場のない悲しみが 淡々と寄せては返す波のように こぼれ落ちていく指と指の間 掠めて消える 瞼の裏に滲む君の姿探すよ あれから虚に時間は流れた 途切れたあの記憶はまだ 月の彼方から照らす光 僕の頬を伝って そこから 流れ出していく 綻びを結ぶように 君の面影が音色となり 心に降り注げば 確かな歌が鳴っている 来るはずのない迎えをただ待ってる こぼれ落ちていく指と指の間 掠めて消える 瞼の裏に滲む君の姿探すよ