最終列車を いつもの場所で 独り 片耳から流れるメロディー アナウンスに溶け込んでいく 俯きながら 腰掛けたシート くすんだ青色 窓に映る錆びついた顔色 そこに流れるエンドロール 背負い込んだこと 全てが俺を悩ませてく もうわかってんだよ 誰よりもさ 見上げた空の月が ただ眩しくて 暗がりの道の上を 僕ら歩いてる だからさ もう ほっといてくれ 終わりを告げる プレイリストの最後の一曲 ふと画面に現れた でしゃばりなナンバー ポケットに仕舞い込んだ 積み重ねたもの 全てが俺を苦しめてく もうわかってんだよ なによりもさ 見上げた空の月が ただ眩しくて 照らされた道の上を 僕ら歩いてる どうせたどり着く場所は 変わらないから いつかまた巡り会う その日まで どうか俺を忘れないでくれ