口伝の旋律追う月日よ 並行世界を呼ぶ祝詞よ 至る明け方の時の運河 デジタルの船に乗せられてまだ 朧げに揺られている 霧深い旅路に 華やぐ賛歌の口笛集いし 小鳥たちと共に歩め 夢の町へ一歩を踏み出して 抱きしめた約束の地を目指して 語り継いだ記憶の隅を 探しては たった今 進んでいる 緑青にまみれた月日よ 牧場の共鳴呼ぶ祝詞よ 長い一日を開く扉 アナログな口実に乗せられてまだ 心地よく揺られている 闇深い旅路に 立っている 血走った目で「睨まないでよ」 って知らないふりしても そんじゃ全部肯定も同然 当然何も考えてない狙い目 都合よく生きてこうぜ 理不尽も才能で乗り切れ 相容れない尊大 うるさい体裁なんて 気にしないからはなから そんな勝負なくない 口伝の旋律追う月日よ 緑青にまみれた月日よ 至る明け方の時の流れ デジタルの歌に乗せられてまだ 朧げに揺られている 美しい旅路 華の賛歌の口笛集いし 小鳥たちと共に歩め 夢の町へ一歩を踏み出して 抱きしめた約束の地を目指して 語り継いだ記憶の隅を 探しては たった今 進んでいる 進んでいる 進んでいる