花咲く夜が 古の音に誘われて あぁ 赤く滲んでいた ひとつ 琴線に触れた響きが また さらり溶けてゆく この夢の中に残されて 降り注ぐような 星に照らされて 言葉を飲み込んだ 涙が落ちないように 忘れた頃に 押し寄せる虚しさの波 あぁ 赤く染まっていた ひとつ 便箋に綴る響きが また ひらり溶けてゆく この時の錆に囲まれて 降り注ぐような 星に照らされて 言葉を飲み込んだ 涙に濡れないように ひとつふたつ時を数えれば 違う朝が来てた あぁ 眩しいほど 笑う太陽に 言葉を飲み込んだ 涙こぼさないように