彼は俺の抜け殻 だんだんデカくなって 深く育った それが嫌だった 彼は夢の燃え殻 怠惰妬みを食って 愚痴をこぼして 人のせいにした 鏡なんて見ないフリしてきたけど 切り離せない影から 黒く塗った 人間に似た化物が顔を出す 胸を焦がした憧れ達が 今も背中を叩いてるから 心の奥に焼き付いていた 悔しさが俺の心臓になった 夜になると眠れない 誰も居ない教室で 君と二人で チャイムを待った どうして人に合わせて 上手くやれないのかって 失敗ばっか数えたりして 怖くなった 空洞になぜか響く 人の音や匂いが 熱くなった 涙が落ちて気付いた 孤独だった 胸を焦がしたさよなら達が 今も背中を叩いてるから 心の奥に焼き付いていた 思い出が俺の心臓になった 聞こえない 見たくない 似合わない 認めない 意味がない 離れてった 偶然や必然が 導いた 現在が 傍に居る人たちが 間違いじゃないことの証明 胸を焦がした寂しさ達が 今も背中を叩いてるから 胸を焦がしたさよなら達が 今も背中を叩いてるから 心の奥に焼き付いていた思い出が 俺の心臓になった 胸の奥の奥 夜を照らすための 灯台の灯り ようやく会えたね 背負ってるものが また一つ増えた 無いものが無いのには 理由があるって知ってるよ 知ってるけど もういいよ