ラストダンス踊ったこの道の上 雪の中で何度も君を抱きしめた 青い月の光り何故か君だけを 眩しいぐらいに照らしていた夜だった 吐く息も真っ白の色して... 綺麗だった...何もかも... 涙が溢れてた 汚れの無い世界に 至福の時間と 幽玄の白夜 ah...君と生きてた...。 走り過ぎる車の景色の様に 時は止まる事も無く流れている 同じ時計未来を夢見た針は ひとつ止まりひとつだけが動いている この季節来る度に思うよ あの夜の想い出が 雪の中で生まれて...雪と一緒に解けた... 人の一生なんて 瞬きみたいに ah...一瞬なんだ...。 サイドシートの窓 君が指で書いた 文字はいつまでも消えずに 「いのち」となぞった...その命... 守ってやれずに...。 俺も君も走り慣れてた道なのに 君の車ブレーキの跡さえも無く ラストダンス踊ったこの道の上 思い出して何度も君を抱きしめた 吐く息も感じない...冷たい... 笑顔だった...君の顔... 大雪がすべてを 隠してしまった 君は幻想を魅て きっと幻想を魅て 幸せに包まれて ちょっと急いだだけで 人の一生なんて 瞬きみたいに ah...一瞬なんだ...。ah...一瞬なんだ...。 ah...君は生きてた...君と生きてた...。