昨夜悪い夢を見ていたんだ とても長く冷たい雨が降る夢 もう誰もいない それも悪くない 大袈裟に考えすぎて いたのかもしれない なんという朝日 俺はまた生き延びた ゆっくりと確かめるように今 顔を上げて もう誰もいない 何も聞こえない 大袈裟に考えすぎて いるのかもしれない なんという朝日 俺はまた生き延びた ゆっくりと確実に動き出す 顔を上げて 太陽に向かい 悲しみは消えて行った ゆっくりと確実に歩み出す 顔を上げて 長く降り続いた 雨はいつの間にか止んで 太陽とは別の光が 今俺のことを迎えてくれている