夕暮れが近い時が来ると 私はいつも同じ事を想う 今日の一日は何かの為になっただろうか 一銭の儲けも作らぬままに また暦は前だけに 暦は前だけに進む 十二時が近い時が来ると 私はいつも同じ事をしてる 今日の一日を何かに残そうとするのだが 一銭の儲けも作らぬままに また時計は右だけに 時計は右だけに回る 朝焼けが近い時が来ると 私はいつも同じ夢に入る 明日の一日も誰かと生きようとすればこそ 一銭の儲けは作らなければ また朝陽は上だけに 朝陽は上だけに昇る 昼飯が近い時が来ると 私はいつも同じモノを食べる 今日は一日を違う計画で歩いてみるのだが 一銭の儲けは隣のポケットに また夕暮れが近付いて来る また夕暮れが近付いて来る 一銭の儲けは隣のポケットに また夕暮れが近付いて来る また夜が訪れて来る