やけに他人行儀な都市の喧騒を飲み 込んで 肥えていく身体はもう こんな生活がお似合いで 憂いたところで たったひとり 何を変えられるでもないし 僕は僕を見放したんだ さよなら 現世 また会いましょう 再会を期待している? 化けの皮が剥がれないように 嘘をついた 代わりは幾らでも 用意されているんだ 今も僕は擬態している 知恵を付けた猿が僕に相槌を求める 首を横に振れば いつも耳障りな声で お前の意見は聞いちゃいないと ならば僕は誰でもいいな 馬になろうか 鹿になろうか 馬鹿が馬鹿を馬鹿にしてる 浅ましさを恥ずかしげもなく 晒している 猿は木から落ちて 助けを乞うているんだ 今も僕は擬態している 化けの皮が剥がれないように 嘘をついた 代わりは幾らでも 用意されているんだ 今も僕は擬態している