Track by大石晴子
懐かしむのは なんだか先送りしてた あなたに似合いそうな花 選んでみても妙な気がして 私は海からは少し遠く 誰も知らない服を着て過ごしてる あの港に寄せた船が今も 浮かぶから 迷わないでいられる 女生徒たちは 樹々の観察をする 雲ひとつない午後に 夢を見るには 何を慕えば きらきら海の上を滑るのは 誰も知らない犬の遠吠え あの港に寄せた船が今も 浮かぶから 怖がらないでいられる