雲ひとつない空に 震えた泣き声がこだましてく あれから月日は 巡ることをやめて 行ったり来たりの淀んだ風 ずっと愛しくて このまま跡を追えたら どこかであなたに会えるようで 私の知らない世界の入り口を 探して 探して 探して 麗しい命に安らぎを 遠くの幻聴に揺れる 優しい亡き声に耳を澄ます 壊れた心は 生きる意味をなくし 何を求めて彷徨うのか あなたの起源と 別れの理由は? あの世と来世の 存在の証拠は? ずっと触れたくて 伸ばした指先に灯る 今でもあなたが笑うようで 記憶の欠片を繋いで思い返す どうして どうして どうして 早すぎる最期(おわり)に憎しみを 残された 私はひとり 唄う