『何処かに行って。』 遠くで響いた声 忘れ得ぬ人と 忘れたい 悲運な事情 目配せ 指差し 見つめ合う女の人 2人で話してるのは 私の 話でしょう? いつからだろう 妄想だけが大きくなって 何かに見張られたような気分だ ちぐはぐな言動を修正できないまま 勝手にひとりで落ちていくんだ 瞳を閉じると 誰かが笑って ざまあみろと 言っているような気がする そんな はずが ないのに 『こっちにおいで。』 不気味に 蠢く影 いつまで私の中に 居座るつもりでいるのか いつからだろう こんなに生きづらくなったのは 心を守る武器なども作れずに 大人になっていく度 難しくなるなんて 想像すらしていなかったのに 『どうして私だけ こんな目に合うんだろう』 なんて滑稽なセリフを 並べるように なってしまった ああ 幸せかどうかの基準は 自分で決めなくちゃなぁ 変わりたい 変わりたい I hate me. You hate me. I think bad things always happen to me. I hate me. You hate me. Ah Ah Ah 瞳を開くと 私(あなた)が笑って ここにいるよと 囁いて頬を寄せる 風を切って 歪みを削ぎ落として 顔を上げて 生まれ変わる時がきた どうせいつか終わるなら 自ら終わらせる必要もない 被害者ぶった自分を 愛せた時 あの声が消えた もう これ以上 孤独を恐れないで