「物語の終わりは、 ハッピーエンドでできている」 なんて 考えてみれば分かりそうなのに 根拠もなく信じていた あれだけ好きだった歌が 聴けなくなったのは 貴方のせいということにして 出逢いの順番さえ違ったなら 今も二人で過ごせていたかな 真面目に生きることしか 術がなかった私は いつも 気付かぬうちに空回りして 深く長い 轍を作った あれだけ好きだった場所に 行けなくなったのは 貴方のせいということにして 思い出と呼ぶにはまだかかりそうで いつかの姿が胸を締め付ける あれだけ好きだった歌を 聴かなくなったのは 私のせいということにして 振り向かずに、でも、心にしまって 新しい未来へ 繋げていかなきゃ