天蓋屋(てんがいや) が 舌の先 売り代(しろ)の 算用(さんよ)に勤(いそ)しむ 揚屋(あがりや)が 溢れ出し ど外道が 為(し)たりて 跳(おど)る 零(こぼ)れ落ちた 報せは 誰の許(もと)に 訃音齎(ふおんもたら)す 後から 囀(さえず)る輩(やから) 我が為倒(ごか)す 屑 東西屋が 群を成し 亡骸を 躙(にじ)りて冒す 三昧耶(さんまいや)の 熱が醒め 下手人(げしゅびと)が 筵道(えんどう) 渡る 腐れ堕ちた 白沙(しらす)は 上(かみ)の下(もと)に 仇を戴(いただ)く 彼処(あこ)から 囀(さえず)る輩(やから) 態(わざ)とがましき 屑 罪(ざい)! 罪(ざい)! 罪(ざい)! 零(こぼ)れ落ちた 報せは 誰の許(もと)に 訃音齎(ふおんもたら)す 後から 囀(さえず)る輩(やから) 恥と情(なさけ)を 知れ