別れなんていくつもあるのに まだ一つも慣れないまま また一つと手放していく友への 歌うべき言葉がまだ見つからない 見つけられない 普通は花咲く思い出話もいつも 僕らは適当だな 足りない言葉やあれこれを 拾い上げても 今更意味も無いよな 会話に着く火と 言葉の吸殻 煙が漂う時代から 変わってしまっても 変わらずに思い出してくれ メロディーから遠ざかっても 別れなんて、歌いたくもない 忘れた事すらも愛おしいから 「またね」なんて、言いたくもない 心が苦しくなりそうだから それすら出来ない 「普通に働く事になっても 守るべきものが増えても やり切れないなら次は 俺らの番だな」 なんてふざけてみるけど 別れなんて、歌いたくもない 忘れた事すらも 愛おしいよ 「またね」なんて 言って会えなくても 心に僕らが残ってるならば それだけでいい