すれ違った街の君との思い出も この服で出かけたあの場所も 離れてく距離だけ忘れてくよう 人の流れに身を任せ 近寄りすぎて遠くへ消えた君も 振り向くこともないまま 街に溶け合う 今の僕らが正しく進めてるかを 測る物差しは何処にも無いけど 不規則でも歩き続けてよ 戻らないように 君の手が離れてから時が経って 朧げな体温は零さぬように 交わした愛情も 紡いだ約束も 果たせずに嘘になった 新しい過去に君がいなくなって 目繰り返す 惨めさ 時間だけは前に 僕はその逆に 今の君の目に 僕は映らない 明日には忘れよう全て 縋るだけの恋愛は馬鹿だ 踏み場のない散らかった記憶が 褪せるまで光にかざして 幸せの裏にいつも 寂しさがあるように 地球の裏側に君は沈んでった どうして僕らは 心ひとつも 自分でどうにかできないんだろう 今の僕らから正しく進めてるかを 測る物差しは何処にも無いけど 間違いはないきっとこれも僕らを 形づけるよ 一人の時間を嫌いになる理由は 二人の時間も思い出すからかい 交わした愛情も 紡いだ約束も ただ、今は 嘘にしたくないよ