片耳飾る形合わせ 合わないままで 透明な月が重なった夜が 満たされるように 壊れるような苦しいような 世界はずっと難しいもんな 揺れるシラー君の髪の匂いが 月へ飛んでく 擦り減らして寄り添って の繰り返しで 嫌になってそんな時も、 横にいるだけ 片耳飾る形合わせ 離れていても くだらない事の積み重ね それだけでいい 「辞めたい」とか「全てゴミだ」 そんな言葉救いに来たんだ 触れる今 押され疲れた背中に 何を言えばいい 擦り減らして選んだ言葉も 覚束なくて 泣き出す手前の君の声も 大切に思えて 片耳に飾る羽と雫を イェイ イェイ イェイ イェイ 透明な月の奥底にある青 イェイ イェイ イェイ イェイ 揺れるシラー君の絡まる匂いを イェイ イェイ イェイ イェイ