百通りの結末 誰も僕らを救わなかった。 その手を握り返さなかったせいだ。 凍てついた大空 触れられないのに冷たかった。 落ちてきた流星で僕はやっと 死ねた。 いつの間にか眠ってしまった まるで逃げるように後を追った あなたがいなくなった夜 星の灯りを頼りに 歩いた道を振り向く 遠くに背中だけが見えていた 死なないでね! 忘れたらそのままでいて! 幸せになっていて! 忘れさせて! 痛かった? 苦しかった? 寂しかった? つまらなかった? 待っていた? 待っていなかった? 離れたかった? 離れたくなかった 分かりたかった。 分からなかった。 知りたかった。 知りたくなかった。 泣きたかった。 泣きたくなかった。 死んでもいいから生きてよ。 あなたがいなくなった夜 星の灯りを頼りに 歩いた道を振り向く 遠くに背中だけが見えていた 死なないでね! 忘れたらそのままでいて! 幸せになっていて! 忘れさせて! 嘘なんか一つもついてないよ。 嘘なんか一つもついてないよ。 僕が弱かっただけ。 僕が間違っただけ。