悲しいフリを繰り返して それっぽい言葉羅列しては 色つきメガネで街眺めて 満たされるときがくると 待っていた 四畳半で 賞賛とファンファーレ 描き殴ったキャンバスは 欲張りすぎた打算で 情けなく立っていた 下らねえな 下らねえな もう何もかもが胡散臭く見えて 仕方ねえのさ つまんねえ なあ 目に映るものを一つ残らず 蹴飛ばしてしまいたいんだ 耳あたりいい言葉を吐いて 肝心なとこはおざなりにして 地雷原に花を添えて 待っていたあなたのことを 狂い出した時計の針 沈み込んだ背中に 嘲笑うかのように立ってんだろうな 下らねえな 下らねえな もう何もかもが胡散臭く見えて 仕方ねえのさ つまんねえ なあ 目に映るものを一つ残らず 蹴飛ばしてしまいたいんだ 下らねえな 馬鹿みたいさ 何者にもなれずただ 朽ちていくだけさ つまんねえ なあ 目に映るものを 一つ残らず蹴飛ばしちまいたい グシャグシャに丸め捨てちまいたい 火をつけて燃やし尽くしちまいたい なにひとつできずに蹲ってんだ