渇いた風の中 肌寒く揺らいでる街の樹々には 季節を知らせるネオンが光る 懐かしくもかおる 花の香は あの日々の二人の描写を描いた 声だけが届かないまま 忘れかけてた記憶のかけらが 脳裏を過り 鮮明さを増した ふと浸る寒空の下 また、あした の言葉だけが届かなかった 疑うことなく イマが続くと思っていた 他愛の無い会話 寒空に消えていく 霞みゆく記憶を ひとつずつ探すことしかできない 思い返してみれば 居心地の良い空間は あなたが我慢を重ねた 数だけあったのだろうか 周りの目ばかり気にして あなたの悩みや弱さ見て見ぬ 振りしていた 日ごとに消えゆくふたりごと 自分よがりなときの流れに 後ろ髪を引かれて 前に進めないのも 違う また、あした の言葉の重みを知らずに 消えゆく背中 この街の夜空に重ねる あなたに逢えて 感謝しかできないけど また出逢えた時は あの日の2人に戻れるかな come again... もう戻れない いっそ忘れたい 忘れられない もう一度 忘れかけてた記憶のかけらに 叶うことなら もういっそ 甦らない記憶として また、あした の言葉さえ届いていたら 変わることなく イマも側に居たのかな 他愛の無い会話 寒空に消えていく 霞みゆく記憶を ひとつずつ探すことしかできない come again... もう戻れない いっそ忘れたい 忘れられない もう一度