一瞬にしてバラバラになった 長い長いさよならに 見せかけの慈悲なんて要らない 大口叩いてガラガラになった 暗い暗い箱庭に 穢れた名を馳せるだけだった お粗末な 結末だ 君にはお似合いだろう 蝕んだ光が牙を剥く その僅か 悦だとか エゴに苛まれてる 味を知って確と吟味していた ただ足掻いても まだ夢に見る 主役不在のパーティータイム 素敵だね 総て人の所為にして もう誰も彼も 救えやしないところまで 堕ちてしまっていた 信じていたのが 間違いだったのだろうか 雑踏の中 只々 穿った 深い深い暗闇に 差し伸べた手を払うアイロニー 繕う気なんてさらさらなかった 昔々の記憶は 歯痒い物語に終わった たった一つのことすら 理解できなくなっていた 蝕んだ光も消えていく 違和を知って 輪廻から脱せない 嗚呼 ただ騒いでも まだ終わらない 主役不在のパーティータイム 素敵だね 総て帰路の体にして もう誰も彼も見向きもしない 火の灯りも疾うに去っていた 禁じていたのが間違いだったのだろ うか 「待って、行かないで」 何度目の台詞だろう 残された出席者は尻拭い お粗末な脚色だ 贅沢を味方にして お粗末な結末だ 君にはお似合いだよ 素敵だね 総て人の所為にして もう誰も彼も 救えやしないところまで 堕ちてしまっていた 信じていたのが 間違いだったのだろう 再開しよう奈落のパーティーを