幼い頃覚えた 無機物の優しさは 硝子ほど脆くて 壊してしまいそうになった どうやら今日は 煙日和らしい 錆びついた香りがした スクラップから 生まれた心を 取り零さないように 壊れかけた時計塔の 針が重なってく キネティックな街で生きてるんだ ?み合わないから楽しいんだ 貯め込んだ熱で語り明かそうぜ ここが居場所なら悪くないな 世界に見つからないように 心は閉じたままで 許されないと知っても 君となら怖くはないよ また独りになる夢を見たの 全部忘れたくなるけど 壊れかけた歯車では 君を救えないから キネティックな街は生きてるんだ 動力源は憎しみなんだ 背負い込んだ罪が背中を叩いた なるようになれるのなら キネティックな街を出て行こうぜ どこまでだって逃避行さ 躊躇うこともない 煙の向こうで 本当の居場所を見つけに行こう