ときどき眠るのが怖くなる このまま二度と目が 覚めない気がして 暗く冷たい闇に呑まれるように 鳴り響く早鐘が 今しかないと叫ぶ とりたてていいとこもないし 空っぽで嫌になるけど きっといつまでも いつまでだって 変わらないんだろうな 失うものすらないのかな こんな日がいつか いつか終わるのかな 辿りつくことのない夢をみるだけ そんな時間が過ぎるだけで 暗くて冷たい彼方へ手を引かれ こんなの嫌だよってもがくほど 加速する そして 果てない夜へ落ちていく 気付けば いつからか真っ逆さまで 遥か遠く あそこへは二度と戻れない いつが一番なんて分からないまま いつかを願って いつまでも 逆さまの空を見上げたら 高く高くにきらきら星 果てのない闇を照らすかのように 光を散らして燃え尽きた 僕は眩むような闇のなかで それでも確かに息はして だけど、それだけさ こんな日がいつか いつか終わるのなら 灯せるかぎりは全部燃やし尽くして 誰か気付いてくれたらな 暗くて優しい彼方へ手を引かれ 僕を駆け抜ける寂しさは 僕だけのもの せめて、それだけは手放さないで