夜明け前のグレイの空に 吸い込まれそうになる その時 ほんの一瞬 身体が軽くなって つまずきそうになるけれど 気がつけば手を広げていて 込み上げるもの掴めそうなのに すぐにサイレンと 後悔が襲ってきて もうすぐ消える ネオンライトみたいに 何者でもなくなっちゃう 何度繰り返して 何度言い訳を重ねただろう 自分で考えてもいい時間が 大人になるにつれ増えるほど 勇気が出なくて 飛べなかったこと思い出すんだよ なぞってるだけでも時は過ぎて やめちゃっても 誰にも気にされないね 余白だらけなのもそれはそれ そういうデザインにしたんだ って鏡の前で笑えないなら 使命感だけしか 動かしてくれなくなっても それも自分だし それでもいいんだけど 時には誰かの思うツボだと 知ってて嫌なら もう一度欲しがっても いいんじゃない? 感じてるはずだよ また夜の雑踏に繰り出す時 信号が変わった瞬間に飛び出して 今度は私が照らす番って ワクワクするなら 何度でも試してみればいいんだよ いせのせ いせのせ いせのせ いせのせ いせのせ いせ いせのせ!