指を滑らせる 淡い夢の中をくぐる 濡れた鏡を流れる 約束の日から 熱を持った身体 呆けた君の顔 やわらか 置き去りにして華やぐ 鼓動が少し早まる 君を触った 思わず黙った 直ぐはじめての意味を持った 生まれ変わった そんな気がした 突き刺す君の顔 鮮やか 蛇に睨まれたようだ 呼吸が少し荒くなる バスルーム 溶けた石鹸の水に流して 嫌なこと全部忘れたい 濁った水入れ替えて 綺麗なまま 誰からも嫌われたくない 空っぽの体手に入れて 思い通りに君を笑わせたい ずるいことも全然大丈夫 少し怖いけど 仕方がないよ もしかして君も 同じ気持ちかも 退屈な日々 同じ帰り道 もしかして君も 同じ気持ちかも 想像もつかない とても明かせない また遊ぼう 約束してくれる?