桜並木の道の外れ 逃げ込んだ僕はまだ冬 花の便りのビルの影は いつもより肌寒いね 借りたままの本に引かれた線に うららかな君がうつったみたいで 可笑しくなったんだ 4月の空はまだ 僕には眩しくて 深夜の境目で 虚な僕は少し疲れたよ 愛されたいと願っても 嫌われまいと光ってもでも 僕は君にはなれなくて この際どうしよう性懲りも無く 非を打つばかりの毎日 昔から変わらぬアイロニー 夜は無性に寂しくて もう五月蝿い消えてください 季節外れの風が吹いて いい加減にしておくれよ ひしゃげていても僕の影は いつも通りの形で 寂れてがらんとしてる見慣れた街で エキストラだね歩く僕たちは 後悔を背負っている 明日明後日何があって そんなことなら俺にわかんねぇ 人は不完全 自分勝手 いつの間に夏が僕を嫌って どうせもう僕のこと 忘れてんだろ いっそ君のこと 歌詞にしてるなら いつか吐き捨てよう 嫌になったらまた元に戻そう ガラスの向こう側 居場所はないようで 朝日が雲間から 自慢げにひょいと顔を出したから 愛されたいと願ってて 嫌われまいと光ってて 僕は君になれるかも しれないから性懲りも無く 非を打つばかりの毎日 昔から変わらぬ態度で 夜は無性に寂しくて もう一度 側に来てよ