超高層ビル 心地良い風の吹く昼 朝起きる 胸残る僅かな傷 淹れたてのコーヒーの味が 少し違えば変わってたのかな そのままにしたYシャツのシミが どうも僕を作ってる みたいだ もうね ここで1人 みてる景色は何かと重い ここの風はやたらと冷たい 何をしたらいい 分からない 頭の中にはある構想 あの日歩いてた雨の東京 歩くのは少し遅めで 笑ってた 傘もささずに 無理なら言ってくれよ 俺プライド高い 謝罪の代わりに 歌わせてくれよ しあわせをくれる なら描くクレヨン 値をつけるなら 高くしてくれよな もう無理なんて言わせない はなから俺にはこれしかないんだな 頭の中また駆け巡るそんな感情 寄せては返す波のように 移りゆく君の残像にキスを その虚構に浸りたいの 浮かんでは消える泡のように 儚い君の残像にキスを その虚構に触れてたいの 綻びが顔を出す その時まで きっと気づけないままなんだ レジャーシートの上 心地良い風の吹く昼 朝起きる 胸残る僅かな傷 昨日見た映画の続きを 確かめた後のこの夕陽の 赤さで焼けた2人が 僕を作ってるみたいだ 朝になったらどうせ忘れてるね って思ったら今も覚えてる チグハグな感情強くする 嫌なぐらいに君はなみだする 解決策 プラス後は何か 分からないからこれが今の俺か はにかむ暇もないぐらい 一直線で歌うよこの歌を 寄せては返す波のように 移りゆく君の残像にキスを その虚構に浸りたいの 浮かんでは消える泡のように 儚い君の残像にキスを その虚構に触れてたいの 綻びが顔を出す その時まで きっと気づけないままなんだ